選考中盤で詰まり出したから、抜け出すために僕がやったこと
就職活動を続けていくと、自分の何がダメだったとか、どこで落ちるのかとかが分かるようになってくると思います。今回は、面接などの選考中盤で落ち続け、その先に進むためにやったことをまとめようと思います。あくまで個人の意見ですので、参考程度にはなりますが、役に立てば幸いです。
原因探究
選考中盤で詰まるとなると、基本的に面接で落ちるということになります。面接で落ちるといっても、どう落ちているのかは大きく2種類のタイプに分かれます。
- 対人能力などの基礎能力
- 就活生の内面・性格
面接でも序盤であれば、基礎能力の方を重視してみられ、より選考が進むにつれて内面の方を詳しく見ていくという流れになっています。面接の段階によっても、見られている観点が異なってくるので、自分がどこで落ちているのかをまず整理しましょう。どちらかの判断ができないのなら、客観的に評価することが大事になります。
客観的に評価するために
過去の様子から客観的に判断ができない時は、
自分の面接の様子を録画しましょう。
その様子を振り返ることが最も客観的に判断できる方法になります。しかし、企業によっては面接の録画をNGにしている場合もあります。その場合は、
模擬面接をし、その様子を録画しましょう。
これは相手がいなくても構いませんし、もし協力してくださる人がいるならその人に頼むと良いでしょう。使うツールはZoomが簡単に録画できて良いと思います。また、現在Webでの面接も増えており、Zoomを使ったことがある人もいると思います。ツールに慣れておくという意味も込めて、Zoomを用いて録画を行うと良いでしょう。
録画した動画のチェックポイント
録画ができたのなら、その様子から自分の問題点を割り出していきましょう。では、どういったポイントをチェックすべきなのか。簡単に挙げていこうと思います。
- 身だしなみは乱れていないか (髪・服装・髭など)
- 背景は問題ないか (散らかっている、面接官の気をそらすものがある)
- 視線はカメラに向いているか
- 話しすぎていないか
- 手の動きは違和感がないか、手遊びしていないか
- 画面に近すぎていないか
- 表情が硬くないか
- 声の聞き取りやすさ・大きさ
まず、これらの点が全てクリアできているかについて確認していただきたいです。自分ではできているつもりでも、できていないこともあります。僕の場合は、話しすぎることと表情の硬さが問題であると判明しました。話しすぎた失敗談はこちらになるので、もし良ければ見てください。
satoru-tsujimoto.hatenablog.com
チェックポイントをクリアしたら
先ほどのチェックポイントをクリアしていたら、次は「就活生の内面・性格」の部分になります。別の記事でも紹介しましたが、面接官が面接時に注視している点は以下の4点です。
- 明るさ・笑顔・人当たりの良さ
- 入社したいという熱意
- 素直さや伸びしろ等の成長可能性
- 職場の雰囲気に合うか
つまり、これらができているかという点を確認する必要があります。しかし、これらを客観的に評価することは難しいです。ではチェックポイントは押さえているのに落選していることが続く場合、次は何をするべきなのか。
もう一回企業分析と自己分析をするべきだと思います。
上で挙げた入社したいという熱意と職場の雰囲気に合うかは、
「いかに志望企業のこと、自身のことを正しく捉えているか」
によって変わってきます。だからこそ、ある程度まで進むけどその先に進めないという人はもう一度企業分析と自己分析を行うことをおすすめします。
最終面接対策は?
最終面接については企業により扱いが違うので、一概に言うことができません。他の就活生との兼ね合いなども発生してきてしまうので、運に左右されるところもあります。だから、最終面接で落ちた場合は、反省点らしい反省点がなければ切り替えましょう。たまたま運がなかっただけですから...。
まとめ
- 面接での落選の場合、落選する種類は大きく2種類
- 自分の様子を知るために録画を撮る
- 基礎能力に関する部分はチェックポイントの確認
- 内面に関する部分は、企業分析・自己分析を改めて行なってみる
選考が先へ進むようになると、他の企業でも同じ段階まで進められるようになってきます。少しずつ問題点を解決していき、就職活動を成功させましょう。
おまけ
面接で重視している点についてのデータはこちらになります。匿名での調査ですので、信憑性はかなりあると思います。あと、企業分析の仕方で記事も書いたので、良ければそちらも参照してください。