つじもとのエンジニア新卒就職活動とその後

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【就活失敗談】「才能なし」の烙印を押された男の話

こんばんは、つじもとです。今回は、面接後のフィードバックで「才能なし」の烙印を押された話をしようと思います。

いつもの始まり

今回の話もいつも通りpaizaでの選考によるものです。ちなみに、1回のみでなく、複数回に渡って起きました。(前提として、paizaはプログラマー・エンジニア向けの新卒就活・転職サービスになります。筆者の希望職種は技術職(情報系)です。)

フィードバックの方法

paizaでは、カジュアル面談及び面接後に、合否の有無に関わらず、フィードバックが届きます。何十回と面談・面接に使用しているので、企業側のフィードバックフォームがなんとなく分かるのですが、おそらくチェックボックスのものと入力型のものの2つとなっています。 チェックボックスっていうのはこういうものになります。どこかで見たことはあると思います。

いい 普通 悪い

このチェックボックスの項目は、合否によって内容が変わり、複数個選べる形式とおそらくなっています。フィードバック内容は基本的に何パターンかに決まっていましたし、文章も同じでしたので、おそらくそうだと思います。

フィードバック内容

フィードバックの形式は以上のようになっており、合否に関わらずフィードバックが送られてきます。通常選考での面談・面接ではこういったものは受け取れないので、フィードバックを受け取れるのはいい点ですね。今後に生かすことができますし。

とある企業との技術面接

インターン選考に落ち続けながらも果敢に選考を受けていたころ、書類選考を突破し、技術面接を受ける機会がありました。相手はその企業のエンジニアです。やはり、技術的な質問や現在やっていることの技術面での疑問を投げかけてきます。また、学習環境や習慣、使用ツールなども色々聞かれました。

僕は自分なりにやっていることは伝えたつもりでした。面接後も「それなりにうまくいったんじゃないか」と考えていました。

そして、数日後に帰ってきた結果とそのフィードバック内容にを戦慄しました。

「エンジニアとしてのポテンシャルが感じられない」

初めてこの文面を見たときは衝撃的でしたね...。それなりの返答ができていたこともあり、いったいどこにポテンシャルを感じない要素があったのか、分からなかったですね。ただ突きつけられた現実に呆然としました...。

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突きつけられる現実...

確かになりたいだけでずっと続けられる職種ではありません。競合相手は世界中にいますし、常に新たな技術を吸収していかなければなりません。無能に務まる職業ではないということですね。

また、paizaの求人企業はベンチャー企業が多めのため、教育環境が整っていない、教育に割く時間や人員リソースがないなどの理由により、即戦力や早期成熟を求める傾向にあります。だからこそ、「ポテンシャル」をより一層重視しているのだと考えられます。

進むか戻るか

元々バイト先で開発なども行なってましたし、エンジニア志望として自分なりに勉強はしていました。そして、自分に適性があるわけではないというのは、なんとなく分かっていました。それでも、やはり文字で突きつけられるのは辛かったですね...

そして、一度は違う業界にESを出してみたりもしました。(この詳しい内容は以下の記事で)

satoru-tsujimoto.hatenablog.com

一度は逃げました。けど結局、

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諦めきれなかったですね。

そして、最終的にエンジニアとしての就職活動を再開し、迷走を経て現在に至ります。ちなみに、あれから何回か「ポテンシャルを感じない」というフィードバックはいただきましたが、そんなもん知るかと一蹴してました。

その先に進む覚悟はあるか

3年生になり、就職活動が始まりだすとこういった人たちが増えてきます。

「今まで何もしてこなかったけど、エンジニアになりたい!!」

もうすでにTwitterなどでも見受けられます。(あとProgateやってますとか)「勝手にすれば?」が正直なところですが、少しだけ忠告をしておこうと思います。

すでにその道で開発経験を積んでいる学生は多くいます。高校、早い人は中学の頃からコードを書いてます。また、常に新たな技術の吸収も求められますし、言語の流行り廃りもあります。そして、自らの能力を突きつけられることもあります。同じ作業でも作業時間が圧倒的に違うなんてよくあることです。

能力の差を見せつけられ、自分のしていることが楽しいと感じなくなったとき、それでもエンジニアとしてやっていけますか?

「楽に稼げそう」

「なんかキラキラしてる」

「流行りだし」

こんなことを考えているのなら、おすすめはしません。幸せになんてなれません。リスクもある、簡単な道じゃないと分かっていても、エンジニアとしてその先に進むという人はそのまま進んでいってください。どこかでエンジニアとして出会うことがあれば喜ばしいことです。

おまけ

ちょうど去年ごろの話なので、なんだか感慨深いです。色々悩みましたし。まさか第一志望の技術職として内定をいただけるとは思っていませんでした。今回の話は、今指導している人にもこういう人がいますし、Twitterでも見かけてしまうので、つい感情的になっていたのかもしれないですね。それでも、一時の流行りや感情に流されずに、進路を決めて欲しいと思います。

あと、エンジニアという言葉で思うことがあったので記事にしてます。こちらも良ければ読んでください。それでは。

satoru-tsujimoto.hatenablog.com