就活支援サービス「intee」の逆求人イベントに参加した際の個人的感想
こんばんは、つじもとです。今回は3年生の際に利用していた就活支援サービス「intee」の逆求人イベントに参加した感想についてお話ししようと思います。
逆求人とは
一般的な新卒の就職活動は、企業のホームページなどから、特定の職種に応募するという形になると思います。
つまり、
企業←就活生
となります。
しかし、近年では就職活動のやり方は多様化していっています。その中に、逆求人と呼ばれているものがあります。
これは、企業が就活生のプロフィールを確認し、
「ぜひ話がしたい」
「新卒選考・インターンに参加してほしい」
と思う就活生に対して、「オファー」という形で企業側からアピールするというものになります。
つまり、
企業→就活生
になります。
質はピンキリ
最近では、逆求人サイトと呼ばれるものが増えてきていますが、そのオファーの質はサイトにより大きく異なります。
中には、大学名だけを見て、就活生の希望業界・職種そっちのけでとりあえずオファーを出してくるというものもあります。
受け取る側としては迷惑ですね
企業側からすると、「優秀」な学生に少しでも興味を持ってもらいたいのだと考えていると思うので、面と向かって言うことはしません。
使った逆求人イベント
このように質はピンキリということなので、自分が参加していたものについて話そうと思います。
それがinteeになります。
inteeについてはこちらの公式ページからご確認ください。
見るのが面倒な人向けにどんなものか説明すると、
「選考に通過すれば、メンターがついて10万円以上のプログラミング教材が無料で使えるようになる代わりに、複数回のイベントの参加が強要される」
というものになります。
ちなみにコースはビジネス職・エンジニア職があり、選考通過率はエンジニア職で16%くらいだそうです。
僕の場合、経験が浅いこともあったので、選考を突破できたのは学歴の力を借りたところもありそうです。
逆求人参加企業
上で述べたイベントには3種類ほどあるのですが、ここでは逆求人イベントについてのみ触れます。
参加企業についてですが、ベンチャー系が多いです。
- サイバーエージェント
- Sansan
- freee
- アトラエ etc
逆求人イベントは複数回あるため、すべての回にこれらの企業が参加しているわけではないので、ご了承ください。また、ごく稀にシークレットゲストで大企業が紛れるそうです。シークレットなので、企業名は絶対言えませんが、それだけ注目されているとも言えますね。
当日の流れ
正直うろ覚えではありますが、簡単な流れを載せておきます。
- イベント主催企業の挨拶
- イベント参加企業の自社紹介
- 興味のある学生への名刺渡し
- 昼食休憩
- 企業との面談 (25分 × 8ターム)
こんな感じになります。ここで太字部分について、僕自身の感想も含めてお話ししようと思います。参加企業については事前に知ることができないので、イベント参加企業の自社紹介の間などに頑張って調べましょう笑
(ちなみに、服装自由で場所は東京です。参加することがあれば参考になればと思い、書いておきます)
3.興味のある学生への名刺渡し
会場に着くと、自分の座席と机、ネームプレートが用意されています。また、事前に参加企業側に学生の
- プロフィール
- 打ち込んだこと
- スキル
- 自身のビジョン など
が共有されています。そのため、事前に品定めをしており、興味のある学生に名刺を渡しにきます。このときに、特に興味のある学生には昼食の誘いがあります。
めちゃくちゃ心臓に悪い時間です
この形式のイベントには2回参加したのですが、各回5〜10枚の名刺をいただき、一度昼食の誘いをいただきました。誘いがなかったときは、たまたま知り合いが参加していたので、友人と近況報告を兼ねて昼食に行きました。知り合いがいて助かりました。
4. 昼食休憩
昼食休憩では、企業から昼食のお誘いがある場合、企業の方々と近所で昼食をとることになります。この際、昼食代は向こう側が持ってくれます。昼食に呼ばれるということは、企業側はかなり興味を持たれています。そのため、
面談の前にめちゃくちゃアピールしてきます。
また、企業側は食事に誘った学生に対して、面談の希望を出していると思うので、さらに面談も行うことになるでしょう。その企業について深く知ることができます。
複数企業からお誘いがあることもありますし、誘いがないこともあります。そのとき次第ですので、誘いがあったらよっぽど興味のない企業でなければ誘いに乗るといいでしょう。
5.企業との面談
全部で8タームあるのですが、全てが埋まるとは限りません。企業数や側の担当者数、学生の「魅力」によって変わってきます。そのため、最後のタームまで待つことなく、全ての面談が終わることがあります。その場合は、終わった時点で帰ることになります。(知り合いを待つことやメンターと話すことなどは可能)
後のタームまで残っている学生ほど、企業にとって「魅力的」な学生であると言えるでしょう。
昼食休憩後に閲覧できるようになる自分のスケジュールにドッキドキです。
そして、自身のスケジュールを確認後、8タームにおよぶ面談の開始です。
面談の流れですが、 事前作成した自己紹介スライドの発表を行った後は自由です。
聞きたいことは聞けますし、容赦無く企業側からも質問が飛んできます。その中でお互いの吟味を行うことになります。
かなり対等な立場の状態での面談だと個人的に思います。
また、空きタームができてしまっても油断はできません。
こんな感じで周りには他学生や企業の担当者がいます。自分の態度は周りに見られています。
密ですなんて言葉が飛んできそうですが、2019年の話ですので関係ないです。
空きタームができたとしても、のんびり休んではいられません。
全ターム終了後
自分の面談が全て終わって、アンケートに回答すると終了になります。終わった人から解散になるので、帰る時間は人によりばらつきが出ます。先ほども述べたように、「魅力的」な学生ほど後半まで残っていることになります。
僕の場合は、参加した2回とも知り合いがいたので、彼らとお互いの成果や近況報告、今後の展望を話したりしていました。なんだかんだ知り合いがいたのはありがたかったですね。
後日、面談をした各企業からフィードバックが届きます。コメントなども記載されているので参考にしてみてください。
感想
めちゃくちゃ疲れました
寿命ちょっと削りましたね
でも学びもあり、出会いもあり、楽しかったです
自分の興味のない企業と面談するのは苦痛という人もいますが、それぞれの企業の価値観を知れるということで僕自身はそれはそれで楽しんでましたね。
その後
その後なんですが、昼食に誘っていただいた企業からインターンのお誘いがありました。しかし、住んでいる地域の関係上、すぐにはインターンに参加できない状況でしたので、「タイミングが合えば」ということに話はまとまりました。
それ以降は、東京を訪れた際には事前にアポ取って立ち寄ったりしてました。このように、企業との関係を継続させることは可能です。そのままインターンに参加する人もいたようです。
結局、内定をいただいた企業は全く関係のない企業にはなりましたが、ああして様々な価値観を持つ多くの社会人の方々と話をできた経験は良いものだったと思います。
今はどうなっているか
2020年4月時点にお聞きした際は、オンラインで対応しているとのことでした。意外とオンラインでもできそうだなとは個人的に思います。
まとめ
どういったものか、少しでも分かっていただけたのなら幸いです。今の就職活動はどんどん多様化しています。ぜひ活用して自分自身のキャリア形成に役立ててほしいです。
あと、ちょいちょい出てきた知り合いの1人は以前も記事にしてるので、よければこちらも読んでください。この記事で身バレしないよな...。それでは。