つじもとのエンジニア新卒就職活動とその後

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【今後はどうなる?】2年生で合同説明会に参加した男の話

こんばんは、つじもとです。新型コロナウイルスの影響により、「もはやなくてもいいんじゃね?」と言われ始めている合同説明会に参加した際の内容や印象をお話ししたいと思います。

合同説明会とは

合同説明会という言葉はよく聞くけど、どういうものなのかよく分からない人のために、簡単に説明します。

企業や大学などが主催し、複数の企業が一会場に集まって合同で説明会を行うイベントになります。

開催規模は場合によりますが、リクナビなどが主催するものは、インテックス大阪や東京ビックサイトのような大型の展示場で行われます。

参加企業の業種は様々で、参加企業数も100を超えているものもありました。

写真などで詳しく様子を知りたい人は、以下のリンクを参照してください。

job.rikunabi.com

従来の合同説明会

しかし、先ほど挙げたような大規模な合同説明会は、現在(2020/9/3)では実施することができなくなっています。また、そんな今だからこそ合同説明会の形やあり方も変わってきています。そのため、従来型の合同説明会の様子になります。

参加した合同説明会の時期・規模

僕が参加した20卒向けの合同説明会の開催時期は7月上旬でした。規模は先ほども挙げたような100社以上の企業が参加する合同説明会でした。リクナビが開催しているものでしたからね。それにしても会場に着くと複雑な気分になりましたね。1ヶ月後にライブで行くはずの場所にスーツで参加しているんですから。

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意識が高いのか低いのか...

入場

参加するためには、事前にリクナビのサイト・アプリから登録する必要がありました。このとき、理系・文系の登録もあったと思います。これが何のことか分からなかったのですが、会場の入り口でその意味を知ります。理系と文系で会場に入る前の列が違いました。

理系に対して文系の列の圧倒的長さ...

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理系は業種が専攻で絞られていたり、研究室からの推薦などで選考ルートが多様だったりするから、合同説明会の参加率が低いのかもしれませんね。

スマホを用いての参加確認

企業のブースで説明回を受けると、企業の担当者からリクナビが用意したと思われるカードを渡されます。そのカードにある番号で説明会を受けた企業を検索し、チェックを入れるというのをリクナビのサイト・アプリから行いました。

こうすることにより、合同説明会に参加した企業は「お気に入り」に追加され、後日連絡が届いたりしました。また、当日説明会受けた企業数に応じて、リクナビからプレゼントがもらえるという企画があったので、その企業数を確認するための仕組みとなっていました。

全体の雰囲気

これは個人の意見ですので、あくまで参考にまで。まだ6月で対象が3年生向けのものなので、暗い雰囲気な学生はいませんでしたね。何より、

まだ売り手市場でしたからね...

21卒の合同説明会は市場業界や企業の関係上、参加しなかったので様子が分からないですね。ただ、夏の合同説明会(2019年6~8月ごろ)はおそらく20卒のものと同様、暗い雰囲気や緊張感があるような雰囲気ではなかったと思います。

企業側は自社のアピールのために必死でしたね。通りかかるたびに、声かけられるということも何度もありました。志望業界以外のは断らせていただきました。

しかし、あまりの押しに負けてブースで説明を聞いた挙句、1dayインターンに二つ返事で参加を回答してしまうこともありました。それについては、以下の記事を読んでください。

合同説明会のメリット・デメリット

メリットやデメリットは散々言われていると思いますが、改めて挙げておこうと思います。

メリット

参加するメリットは以下の通りです。

  • 数多くの企業を回れる
  • 数多くの企業が参加している
  • 参加者が多い
  • 聞きにくいことも質問しやすい

「聞きにくいことを質問しやすい」を少し説明します。企業説明会の場合、自身の情報が企業側にあるため、質問内容や態度などが後の不利材料になる危険性があります。しかし、合同説明会の場合、企業側に参加学生の情報はないです。また、参加者が多いので、個人を特定されるリスクが少ないです。そのため、普段であれば「聞きにくいことも質問しやすい」となります。しかし、当然ですが、社会人と接するので、マナーや礼儀は守ってください。

デメリット

参加するデメリットは以下の通りです。

  • 詳しい情報が得られない
  • めちゃくちゃ疲れる
  • 目的を決めておかないと何をしていいか分からない

企業の説明会と比べて、合同説明会の説明はかなり短くなっているので、詳しいところまで情報が得られないことがあります。また、合同説明会は多くの企業が参加していますが、目的を持たずに行くと、何をしていいか分からなくなります。事前に知りたい業界やそのブースの位置は把握しておきましょう。

誰が参加すべき

合同説明会については、

「合同説明会って行く意味あるの?」

という意見があります。これについてですが、持論を申し上げると、

「志望業界や職種が決まってるやつは行かなくてもいい」

「就活何もしてないやつや志望業界が決まってないやつは行け」

となります。すでに方向性が決まっているのなら、さらに企業を比較するなり、別の対策を進めるなりする方がいいと思います。しかし、自身の方向性が決まっていないのなら、あれこれ余計なことを考えずに行きましょう。何が自分のきっかけになるかなんて分かりませんから、ごちゃごちゃ言う前に行きましょう。

合同説明会離れの根拠

冒頭でも触れた合同説明会離れですが、今回のことで多くの企業がWebセミナーという形で企業説明会を開催しました。思いの外、学生側・企業側ともにうまくいったように感じているため、合同説明会の必要性がないんじゃないかと考えられています。

企業のWebセミナーの満足度については、マイナビの公開情報の中に以下のグラフがありました。

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マイナビ調べ

また、学生側のWebセミナーの活用状況は以下のようになります。

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マイナビ調べ

このように、Webセミナーによる企業側の満足度、学生側の活用状況などを見ると、合同説明会がなくても対応できているというのが現状と言えそうです。

また、学生との接点が作りにくくなったということから、逆求人型の就活サイト・サービスがコロナ以前よりも使用されるようになっています。新たな就職活動の形が出来上がっているのかもしれないですね。

終わりに

各就活サイトを見ると、小規模であったりはしますが、対面での合同説明会が行われるようになっているようです。もし参加することがあるのなら、参考になれば幸いです。

現在(2020年9月)の就職活動はコロナ以前からあったものがさらに表面化しているように思います。ぜひ、その流れに対応していってほしいと思います。そのうち、逆求人イベントに参加した際の話も記事にできればと思います。それでは。