【就活後の独り言】人生の分岐点で「努力」できない人の思考回路
こんばんは、つじもとです。現在指導している学生を見たりしていて思ったことを書いてます。一個人のただの意見と聞き流していただいても構いません。
就職活動への意識の変化
今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、21卒の就職活動に遅れが出ており、結果も2極化しているように感じます。
企業の広報解禁前に行動していた人はES対策やWebテスト、面接対策がすでに済ませていたり、中長期インターンに参加していたりなどし、早期に内定・内々定を勝ち取っていました。そのため、緊急事態宣言による影響を一切受けない、あるいは選考に遅れは出たものの、内定・内々定を勝ち取ったという風に、大きな影響を受けていません。
しかし、広報解禁まで就職活動をしていなかった人は、3月から合同説明会が相次いで中止となり、リアルでの情報を得づらくなるなど、大きな影響が出ています。
内定率は公開情報次第ですが、9月時点で80%程度と、去年度と比べて低下しています。特に文系は去年度より10%ほど低下しています。
このような景気による変動を身を持って知った22卒は、例年に比べ、就職活動への意識が高いように感じます。
以前も挙げたこのデータがそれを裏付けているように感じます。
また、TwitterなどのSNSを用いて、すでに情報収集を始めている方も見受けられます。というかたくさんいます。
SNSで発信される情報(特に攻略情報系)は、個人の主観や能力差などを考慮していない情報もあるため、玉石混交ではありますが、参考になる情報もあります。これらの情報を参考に、早期の段階からできる対策を進めていっています。
さらに、景気変動の危険性から「安定志向」への就職を望む学生も増加していますが、大手企業の採用倍率は相変わらず高いものとなっているので、その競争の準備を進めていたりします。
このように、就職活動への意識は高いものとなっています。
それでも動かないもの・動けないもの
しかし、それとは裏腹に未だに就職活動を始めていない人や何もしていない人はいます。今見ている学生の中にもいて、正直扱いに困っている点があります。中には、すでに募集を締め切っている企業への就職を望む21卒の方がいて、驚きました。
その企業は基本的に春夏採用で採りきってるよ...
日本において、
新卒採用というのは大きな人生の分岐点
と言えるでしょう。通年採用をしている企業もありますが、まだ少数で、基本的には新卒一括採用が一般的です。例外もありますし、以前よりは緩和されているように感じますが、日本ではファーストキャリアの失敗を巻き返しにくくなっています。
また、今は「個人の時代」と言われています。自身の将来を真剣に考えていたり、やりたいことに全力で取り組んで、自分で金を稼いでいくなら好きにすればいいと思います。しかし、それは簡単な話ではありません。個人事業主となる訳ですからね。これほど「自己責任」な仕事はあるのかというくらいです。
そのため、一般的には新卒で企業に就職することになるので、就職活動はやはり人生の分岐点と言えるでしょう。
これを前にして、動かない人・動けない人がいます。
原因はなにか
個人的にそういった人を見ていて共通している点や思考回路は以下のようになっていると感じます。
- 周りの環境
- 想像力・危機感が機能不全
- 受動的
それぞれについて説明していこうと思います。
周りの環境
類は友を呼ぶ
という言葉があるように、人間は似たような人で集まる傾向にあります。そのため、世間で非常識と言われていることも、常識と捉えてしまいます。一種の洗脳のようなものですね。
「周りは何もしてないし、大丈夫だろう」
と考えてしまいます。何もしてないのは自分と周りだけで、外に目を向ければ何かしら活動しています。この洗脳を解けるのは危機感ぐらいですかね。
想像力・危機感が機能不全
今は多くの人がスマートフォンを持っているので、インターネットやSNSを用いて情報を集めたりできます。しかし、情報は入ってきても、それを受け止めなければ右から左へ抜けていきます。
もし、自分に関係のある情報だと判断したのなら、少しは情報を留めておけるでしょう。しかし、その情報が自分に関係があると想像できなければ抜けていきます。
つまり、想像力が関係していると思います。
また、就職活動などのいずれ訪れるであろう分岐点についての情報を受け止められないことについては、
危機感が関係していると思います。例えば、22卒の場合、21卒の内定率の低下や一部業界の採用停止などのニュースを見ていると、よっぽど優秀な学生か何かに打ち込んでいる学生以外は危機感を感じるはずです。
「自分は大丈夫なのだろうか」
と。実際には、22卒は21卒並以上に採用すると回答している企業が6割以上存在するため、危惧するほど悪化することはない可能性があります。しかし、そう判断できるのは、それを裏付けるデータを調べたからであって、調べた動機もある意味危機感によるものです。
危機感を抱かない人はこうしたことも調べるはずがありませんし、根拠もなく、
「自分なら大丈夫だろ」
と考えています。こうした想像力・危機感の機能不全が分岐点で動けない人の共通点だと考えています。
受動的
受動的とはつまり、
何かをしてもらって当たり前、与えられて当たり前
という考え方になります。
「こんなこと教えてもらったことがない」
と怒る人に出会ったことがある人なら少しわかるかもしれませんが、彼らは自分から情報を調べません。今はインターネットも普及し、スマホを使えば基本的に何でも調べられます。にもかかわらず、上のようなことを言う人がいます。
あなたのスマホは飾りですか?
と言いたくなります。
就職活動についても同様で、多くの情報が公表されています。大手企業の選考に通過したESが匿名で公開しているサイトもあるくらいです。就職活動の始め方も調べればいくらでも出てきます。また、これも個人の能力などによって異なるので、それを踏まえての情報の取捨選択が求められます。
「就活のやり方が分からないからやってない」
という言葉を聞いたときは呆れましたね。インスタやLINE見る前に調べてくれ。
まとめ
3点を挙げて人生の分岐点で「努力」できない人の共通点や思考回路を説明しましたが、一言でまとめると
出来事を他人事と捉えている
ということだと思います。
そうして、人生の分岐点を回避してきた結果を自己責任と言わず、何と言うのでしょう。
どうか、その傾向がある人は直していただきたいと思います。
おまけ
別の記事でもお伝えしましたが、10月から諸事情により、不定期での更新となります。もし、今後も読みたい方は、読者登録していただけるとありがたいです。筆者が喜びのあまり、腹筋します。それでは。
【就活失敗談】暗い部分を出し過ぎてしまった男の話
こんばんは、つじもとです。今回は、就活序盤で一部の人に起こりやすい失敗談です。何かの役に立てば幸いです。
今回の舞台
今回は、とある企業からオファーをいただき、インターンの選考をしていた際の話です。今回の職種は技術職ではないので、エンジニア志望の人にも当てはまる内容だと思います。
モチベーショングラフ
今回の選考では珍しく、モチベーションブラフを記入して送ってこいというものでした。
モチベーショングラフとは、自己分析に用いられるもので、縦軸にモチベーション、横軸に年齢を記載したものになります。自身の人生をグラフ化することで、自身の人生を可視化し、分岐点などに詳細情報を記入していくことで、
自身のモチベーションが何かやどのように乗り越えてきたかを明確に
することができます。
僕のモチベーショングラフ
ここで、僕が面接のために送ったモチベーショングラフの一部をお見せしましょう。
中学時代の急降下
まるで、理由を聞いてくれと言わんばかりの下がりっぷりですね。正直一番触れたくないところなんですけどね。
面接にて
面接ではこのモチベーションシートを元に、色々聞かれました。特に中学時代について聞かれることになるのですが、このときの表情や声のトーンは少し暗いものになっていたと思います。
これだけ自分自身が変わってもまだどこかに思うことがあるのかな
と面接の振り返りをした際に思いましたね。面接官もそういった一面が気になったんじゃないですかね。
結局、その面接は不合格でした。そのときの反応がどれだけ合否に影響を与えたかは分かりませんが、無関係とは言いにくいのかなと思います。
人は誰しも
その後は同じ失敗のないよう、自身の中で整理し他の面接に挑みました。過去に今を潰されるのが一番バカらしいと思ったので。
内定をいただいた企業でも過去について聞かれましたので、結局その経験がどうとかではなく、その後の反応、今の対応が見たいのだと今更ですが思います。
こういった過去の暗い経験などを聞いてくるのは、
その人のストレス耐性や困難への向き合い方について
企業側が確認したいからだと思います。
誰しも暗い過去やそういう一面は持っているとは思います。そういった面も含めて、全てを知りたいという企業もあります。(ベンチャー系は特に)
しかし、暗い一面をわざわざビジネスの世界にまで持ち込む必要はありません。建前を使う時もあれば、周りの雰囲気に合わせて感情をコントロールすることもあります。
何でもかんでも感情に出す「子供」を自社の社員にしたいと思う企業はそう多くないと思うので、わざわざ暗い一面を面接で出さない方がいいと思います。
何も嘘をつくわけではなく、あくまで自分の良い一面を出す様にするだけの話です。人は暗い一面など、複数の一面を持っているのですから。それをコントロールできるのも他者と関わる上で大切なことなのだと思います。それでは。
【就活後の独り言】みなさまに圧倒的感謝!!
こんばんは、つじもとです。今回の投稿で1ヶ月連続投稿となるので、簡単な振り返りと今後の方針をお話ししようと思います。
まずはじめに
かれこれ1ヶ月投稿してきました。
いつも読んでくださってるみなさま、
本当にありがとうございます!!!
1ヶ月継続による変化
とりあえず1ヶ月継続したので、それによる変化を書いていこうと思います。
各媒体の読者数・フォロワー数
現時点(9/19 20次時点)での各媒体での登録者数はこんな感じです。
Twitterフォロワー: 36人
にほんブログ村フォロワー数: 3人
はてなブログ読者数: 127人
始めて2週間は4人だったのに...。こんなにも読者登録していただきありがとうございます。
アクセス数
この1ヶ月でのアクセス数はこんな感じです。
まさかの3000超え!
こんなにも!!!
本当にありがとうございます!!
読者層自己分析
Google Analyticsの分析から、僕のブログの年齢層はこうなっているそうです。
どうやら僕のブログの読者層は、
「就活を終えたVIP(社会人)がその後の動向が気になるから読んでいる」
という方が多いようです。
企業に勤めている方の場合は、OB訪問の担当になることで、どこかで就職活動の様子を知る必要があったり、お子さんが就職活動するから、現代の就職活動について調べている人もいるのかもしれないですね。
次の目標は、肝心な18〜22歳の読者数を増やすことですね。
思い出の記事
ここで思い出深い記事を挙げようと思います。よければ読んでください。
第3位
satoru-tsujimoto.hatenablog.com
いずれブログを始めた理由を書こうと思いますが、この経験はそのきっかけの一つではありますね。
就活生の方は、自分のやりたいこととできること、評価などで迷うこともあると思いますが、自分がどうしたいのかを考えた上で進路を決めていってほしいです。
第2位
satoru-tsujimoto.hatenablog.com
Twitterからのアクセスが多い記事ですね。こんな失敗をしない人が今後出てこないことを願います...
第1位
satoru-tsujimoto.hatenablog.com
この記事のおかげで、登録者がその1日で10倍以上になりました。
今後について
今後についてです。
まず、9月までですが、相変わらず毎日21時に更新します。少しでもより良い情報を届けられたり、楽しんでいただけたらと思います。
そして、10月以降ですが、
不定期での更新
になります。
理由についてなんですが、大学が始まるからです...。特に卒業研究を進めないといけないので、そのために時間を割かなければならないからです。
内心はこんな感じです。研究に興味がないわけじゃないですが、他にもやりたいこともあります。ブログもその一つです。しかし、卒業しなければせっかくの第一志望企業で働けなくなりますので、研究を最優先しようと思います。
そのため、不定期での更新になります。週に2〜3日くらいは更新していこうと思います。
ジャンルについては基本的に就職関連と就活後の話です。
就職関連については、今後も情報収集しながら、自身の経験を元に更新していくつもりです。また、社会人になってからも継続していくつもりですし、外部で就職に関わるコミュニティも探すつもりです。
就活後の話はジャンルと言いながら、色々混ぜてます。いずれは初心者にも分かりやすい情報関連の話もしたいと思います。(需要があれば)
また、書いてみたい・やってみたいこともあるので、そちらも時間の許す限りやっていこうと思います。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。9月中は毎日更新するつもりですので、今後ともよろしくお願いします。10月以降は不定期になってしまうので、読者登録していただけるとありがたいです。筆者が喜びのあまり、腹筋します。それでは。
大学時代に身に付けた能力5選
こんばんは、つじもとです。今回は、引っ込み思案だった僕が大学時代に身に付けた能力を挙げていこうと思います。身に付けた過程や身に付けて行ったことも挙げようと思います。
主に身に付けた能力
先に身に付けた能力を挙げておこうと思います。
- 主体性
- チャレンジ精神
- コミュニケーション能力
- 専門分野
- リーダーシップ
これらは、経団連が以前発表した「2018年度新卒採用に関するアンケート調査結果」の企業が重視している点に沿って挙げています。
主体性
身に付けたきっかけ・過程については以下の記事で詳しく書いてます。
satoru-tsujimoto.hatenablog.com
自分で計画し、行動し、成功した経験のおかげかあれから色々なことをしましたね。
- 2年生から就職活動
- グループ活動でまとめ役
- 課外活動でシステム開発
- 外部技術イベントへの参加
- 学生団体のリーダー
並べてみると凄そうですけど、全部上手く行ったわけではありません。むしろ、失敗の方が多いです。ですが、主体的に動いたからこそ、成功や失敗という経験をできたと思います。
就職活動で企業が見ていることはやったことより、その過程や困難に対する対応、したことによる経験を見ているので、失敗しても気にすることはないです。
チャレンジ精神
これを身に付けた過程も主体性と似たようなところがありますね。
あと、チャレンジ精神という言葉自体が曖昧ですので、ここでは
「新しいこと・難しいことに取り組める能力」
とします。
僕の場合は、
- 学生団体で前例のないイベントの実施
- バイト先のシステム一新
- リーダー経験なしで自らリーダーに立候補
すぐに思いつくのはこの辺ですね。
コミュニケーション能力
これは身につけたというより、解釈が変わったというのが個人的には正しいですね。
以前は、飲み会とかで
「ウェーイ」
「ウヒョヒョー」
「ゲロゲロー」
してる能力のことかと思ってました。要は陽キャのことかと思ってました。
しかし、就職活動やバイト先での開発をしているうちに考えが変わりました。
コミュニケーション能力とは、
「他者との円滑な意思疎通が図る能力」
のことだと身を持って体感しました。
明るくてもこちらの言ってることを理解しない・できない人もいますし、話し方が特徴的なだけで、論理的思考ができ、意思疎通ができる人にも出会ったりしたので、見た目に惑わされてもいけないのだと感じました。
身に付けてやったことは、主体性とチャレンジ精神と同じですね。人と何かをする上では必ず必要な能力ですから。そりゃ就活で一番重要視されるわけだ。
専門分野
僕の専門分野は簡単に言うと、情報系ですので、大学の勉強はもちろん、外部での活動を通して身に付けました。
特に、技術職の場合、企業によっては「技術面接」と呼ばれるものが面接序盤で行われるので、ある程度の専門知識が必要となります。企業によって基準は異なりますが、自分の専攻のことは分かっておいた方がいいでしょう。
文系の場合はわからないです。経団連のアンケートでも専門分野を重視する割合は高くないので、業種・職種次第となります。
リーダーシップ
主体的に動くようになって思ったことがあります。
今までの自分が今の自分を作り出しているのだから、今までの自分をやらなかったことをやろう。
その一つがリーダーでした。実際にやってみると、悪戦苦闘することも多かったですが、
「役職が人を作る」
という言葉があるように、今までと違う経験からリーダーシップを身に付けたと思います。
まあ、まだまだ足りないところだらけですし、精進は必要ですけどね。
ちなみに、リーダー経験を積むためにやったことも紹介します。
まずは、小さい集団のリーダーになりました。明確にリーダーという役職がなくても、チームを引っ張っていく中心人物になれば実質リーダーと同じでしょう。もちろん、面倒ごとを被ることになりますが、その中で自身の立ち振る舞いややるべきことが見えてきました。
次に、その経験を生かして、また別の集団でリーダーをすると、共通点や違う点も見えてきます。
それを繰り返すことで、リーダーシップが身についていくと思います。先天的にリーダーに向いている人もいますが、経験により身につけることは可能です。
まとめ
ここまで、色々身に付けた能力を挙げてきました。結局全ての根幹は、
「主体性」
だと個人的に思います。これがあると、自分の足りないとこが見えたり、色々やろうとするんだと思います。
そして主体性は、言い換えるならば
「自分の人生に当事者意識を持っている」
ということだと思います。自分自身を、自分の人生を変えられるのは自分なんですから。それが表れるのが主体性の部分だと思います。
あれこれ考えすぎる前に、前のめりで物事に取り組み、より良い大学生活にして欲しいです。それでは。
【もうこんなに差が!?】22卒の就活意識の高さがすごい
こんばんは、つじもとです。たまにはちゃんと就活の情報をお届けしようと思います。
今回の出典
今回は、毎度お馴染みのマイナビ・新卒採用サポネットから、「マイナビ 2022年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(8月)」を用いようと思います。
マイナビさん、いつもお世話になってます!
この中からいくつか気になる調査結果について触れようと思います。
就活への意識調査
まず、最初に紹介したいのは「インターン先を選ぶ際、就職活動を意識している割合」です。
20卒・21卒に比べて、「常に就活を意識している」人の割合がかなり多いですね。
これは、就職活動の早期化と新型コロナウイルスの流行による景気悪化などにより危機感を抱いたからではないでしょうか。何にせよ、22卒の高い意識が伺えますね。
インターン参加経験の推移
次に「インターン参加経験の推移」についてです。
6月こそ新型コロナウイルスによる緊急事態宣言によって、実施そのものが遅れておりましたが、8月には61.4%となっています。7月のアンケート結果と比べて、大幅に増加していますね。大学生は夏休みに入り、企業側もオンラインでの体制などに慣れてきたためではないかと思います。
ちなみに、インターン応募割合と参加割合をグラフ化したものがこちらです。
応募しても思うようにいかない学生もいらっしゃるということですね。就活が思い通りに行かなかった経験者から言えることは、
インターン全落ちしても大企業に就職できるんで、今の結果は気にせず、反省点を見つけて頑張ってほしい
ということですね。
少しずつ戻りつつこと
他に気になった項目に、「参加したインターンの開催形式」というアンケートです。
7月に比べて、対面のみのインターンの開催形式の割合が大幅に増加していますね。
特に中長期インターンの場合、
「就業体験を行うことで、インターン先の企業のことを詳しく知り、その上で就職活動をしていきたい」
と考える学生もいますので、対面実施の増加は学生にとっては良いことではありますね。
しかし、企業側は第2波の危険はまだあれど、優秀な学生確保のため、最大限の注意を払った上で対面実施をしているのでしょう。内定式すらオンラインにしている企業もありますし、クラスターを引き起こしてしまうと企業イメージのダウンに繋がる可能性もあるため、企業側も必死なんじゃないかと思います。
まとめ
ここで挙げた以外にも様々なアンケート結果が記載されていますので、興味のある方・人事に関係する人は実際の資料を見ておくと参考になると思います。
就活生の方で、自分が遅れていると感じた人は今から急いで準備を進めましょう。順調にいっている人も、まだまだこれからですから、自己研鑽と情報収集を怠らないようにしてください。それでは。
https://saponet.mynavi.jp/release/student/is-katsudojunbi/202208_is/
【就活後の独り言】内定式がオンラインになりました
こんばんは、つじもとです。今回はただの独り言です。
内定式
だいぶ前に連絡は来ていて、特定されないために時期はずらしていたんですが、
内定式がオンラインになりました...
さすがに第二波がマシになったとはいえ、ワクチンがあるわけではないですからね。
本社でクラスター発生は洒落にならないですから仕方ないことですね。
どういう風にやるんだろう
こうなってくると内定式はどのように行うのかが気になるところになります。
友人の話では、他社の内々定会を500人ほどで同時に行おうとして、収集がつかなくなったそうです。流石に温厚な友人もアンケートに軽く文句を書いたようです。
そんなに酷かったのかな
大人数での内定式はやり方を工夫しないと絶対にグダグダになりそうですね。
前例の少ない取り組みはどうなるか
去年の今頃は新型コロナウイルスなどどこ吹く風でしたので、今年が初めてのオンライン内定式となります。
ここをどうするのか、楽しみにしようと思います。
謝罪
今回、全く内容なくてすみません。
文字数も普段の3割以下と少ないです。次回以降は頑張りますので、よろしくお願いします。
【超個人的】行動力を身に付けたきっかけ
こんばんは、つじもとです。今回は、引っ込み思案だった僕が行動力を身に付けたきっかけについてお話ししようと思います。
なぜこの話をするのか
まず、この話をする理由について簡単にお話しします。
以前から、就職活動で企業が重視している点を紹介してきたと思います。その中に、主体性やチャレンジ精神があります。これらを言い換えるならば、
「積極的に物事に取り組む・行動する」
ということになります。そのため、行動力を身に付けていることは就職活動でも役に立つためです。
どうやって身に付けたのか
少し行動力の必要性が分かったと思います。では、どうやって僕が行動力を身に付けたのか。それは、
「アクティブ」なオタクになる
ことです。
何を言ってるのか分からないと思うので、ちゃんと説明します。
「アクティブ」なオタクとは
まず、オタクという言葉の定義についてです。
ここでいうオタクはアニオタやドルオタだけでなく、海外旅行やサイクリング、キャンプなど、熱中している趣味を持つ人のことを指します。
何かしらの趣味を持っている人は多いと思います。しかし、行動力を身につけるには、「アクティブ」である必要があります。
では、ここでいう「アクティブ」とはどのような行為のことを指すのか。個人的にこのような行為だと考えています。
- イベントやライブなどに参加する
- 創作活動・情報発信を行う
- 特定の人物のみでなく、他人と積極的に交流する (リアル・ネット問わず)
ただ受動的に情報を得たり、コンテンツを消費しているだけでは行動力は身につきません。好きなものをより楽しむために、「アクティブ」な行動をすることで、最終的に行動力を身につけることになると考えています。
個人的な行動力を身に付けた過程
ここで、具体例を出そうと思います。といっても僕個人の話などで人により差はあると思います。
ステップ1 趣味を見つける
大した趣味を大学入学まで持っていませんでしたが、大学入学後にとある趣味を持つことになりました。ずっと見聞きしていたけど、興味がないと思って見向きもしていなかったものでした。
「この遅れは取り戻さなければ!!」
そう決心し、趣味へと傾倒していくのでした。
ステップ2 ライブへの参加を決意
そうして、数ヶ月が経過し、人生で一度も行ったことのないライブに興味を抱きました。開催地域は一度も行ったことのない地域。未知の領域と言えるでしょう。
分からないことだらけですし、金もかかります。周りに同趣味を持つ友人もいなかったため、1人で行く事になります。不安なことは多くあります。しかし、そんな不安よりも、
「やっぱりライブに参加したい!! そのためにどこにでも行ってやら!!!」
という熱意があったので、ライブに参加することを決めました。
ステップ3 ライブ参加後の心境の変化
こうして、ライブに参加することになりました。初めてのライブ参加。映像で見ていたものとどれだけ違うのかワクワクしていました。
しかし、前日に体調を崩してしまいます。
無茶は禁物かとも考えましたが、ここまで準備して引くわけにはいきません。体をごまかし、現地へと向かいました。
現地に着くと、普段は見ることのない景色が広がっていました。1人で全く知らない土地へ。
体調不良はかなり軽減してました。アドレナリンが分泌されていたんですかね。そして、ライブ会場へ。
そこには、映像でしか見たことのない光景が目の前に広がっていました。
めちゃくちゃよかったですね
久々に泣きました
結局、参加を決める前の心配事なんてどっかに行ってしまい、すごく楽しい思い出を作ることができました。
こうした経験で気づいたことがありました。
「やらない後悔よりやる後悔だな」
っと。この心境の変化が大きかったですね。
ステップ4 他分野での行動力の発揮
こうして、初のライブ参加は思い出に残るものとなり、心境の変化もありました。
心境の変化は行動にも変化をもたらし、何かする前に考えすぎず、やってみようと思うようになり、そのために行動するようになりました。やらずに後悔はしたくないと思ったので。
それから、積極的に人と関わるようになり、ほとんどやったことないけど、グループのリーダーに立候補したり、何かを待つのではなく、自分から掴んでいくようになりました。
気がついたら、大学生時代の間に多くの能力を身につけるきっかけになっていました。その一番最初が行動力であり、そのきっかけは趣味のライブ参加でした。
まとめ
長々と僕の場合の例を書いていました。結局、行動力を身に付けた手順は
- 好きなものを見つけ
- それをより楽しむために「アクティブ」なことをし
- そこから得た経験を生かし、他分野でも「アクティブ」に行動し
- 気がついたら行動力を身に付けた
となります。
行動する前は誰しも不安を抱くものです。しかし、やらずで終わってしまうことの方が後悔することがあります。
だからこそ、一歩踏み出してみようとしてください。自分の好きなものに対してなら、一歩を踏み出しやすいと思います。
そのときの経験がさらに一歩踏み出すきっかけになります。
少しでも引っ込み思案なところを変えたい、色々行動できるようになりたいと考えている人はぜひ試してみてください。それでは。
おまけ
就活で重要視される項目を載せてる記事がこちらです。就活生の方はぜひ確認してください。
就活支援サービス「intee」の逆求人イベントに参加した際の個人的感想
こんばんは、つじもとです。今回は3年生の際に利用していた就活支援サービス「intee」の逆求人イベントに参加した感想についてお話ししようと思います。
逆求人とは
一般的な新卒の就職活動は、企業のホームページなどから、特定の職種に応募するという形になると思います。
つまり、
企業←就活生
となります。
しかし、近年では就職活動のやり方は多様化していっています。その中に、逆求人と呼ばれているものがあります。
これは、企業が就活生のプロフィールを確認し、
「ぜひ話がしたい」
「新卒選考・インターンに参加してほしい」
と思う就活生に対して、「オファー」という形で企業側からアピールするというものになります。
つまり、
企業→就活生
になります。
質はピンキリ
最近では、逆求人サイトと呼ばれるものが増えてきていますが、そのオファーの質はサイトにより大きく異なります。
中には、大学名だけを見て、就活生の希望業界・職種そっちのけでとりあえずオファーを出してくるというものもあります。
受け取る側としては迷惑ですね
企業側からすると、「優秀」な学生に少しでも興味を持ってもらいたいのだと考えていると思うので、面と向かって言うことはしません。
使った逆求人イベント
このように質はピンキリということなので、自分が参加していたものについて話そうと思います。
それがinteeになります。
inteeについてはこちらの公式ページからご確認ください。
見るのが面倒な人向けにどんなものか説明すると、
「選考に通過すれば、メンターがついて10万円以上のプログラミング教材が無料で使えるようになる代わりに、複数回のイベントの参加が強要される」
というものになります。
ちなみにコースはビジネス職・エンジニア職があり、選考通過率はエンジニア職で16%くらいだそうです。
僕の場合、経験が浅いこともあったので、選考を突破できたのは学歴の力を借りたところもありそうです。
逆求人参加企業
上で述べたイベントには3種類ほどあるのですが、ここでは逆求人イベントについてのみ触れます。
参加企業についてですが、ベンチャー系が多いです。
- サイバーエージェント
- Sansan
- freee
- アトラエ etc
逆求人イベントは複数回あるため、すべての回にこれらの企業が参加しているわけではないので、ご了承ください。また、ごく稀にシークレットゲストで大企業が紛れるそうです。シークレットなので、企業名は絶対言えませんが、それだけ注目されているとも言えますね。
当日の流れ
正直うろ覚えではありますが、簡単な流れを載せておきます。
- イベント主催企業の挨拶
- イベント参加企業の自社紹介
- 興味のある学生への名刺渡し
- 昼食休憩
- 企業との面談 (25分 × 8ターム)
こんな感じになります。ここで太字部分について、僕自身の感想も含めてお話ししようと思います。参加企業については事前に知ることができないので、イベント参加企業の自社紹介の間などに頑張って調べましょう笑
(ちなみに、服装自由で場所は東京です。参加することがあれば参考になればと思い、書いておきます)
3.興味のある学生への名刺渡し
会場に着くと、自分の座席と机、ネームプレートが用意されています。また、事前に参加企業側に学生の
- プロフィール
- 打ち込んだこと
- スキル
- 自身のビジョン など
が共有されています。そのため、事前に品定めをしており、興味のある学生に名刺を渡しにきます。このときに、特に興味のある学生には昼食の誘いがあります。
めちゃくちゃ心臓に悪い時間です
この形式のイベントには2回参加したのですが、各回5〜10枚の名刺をいただき、一度昼食の誘いをいただきました。誘いがなかったときは、たまたま知り合いが参加していたので、友人と近況報告を兼ねて昼食に行きました。知り合いがいて助かりました。
4. 昼食休憩
昼食休憩では、企業から昼食のお誘いがある場合、企業の方々と近所で昼食をとることになります。この際、昼食代は向こう側が持ってくれます。昼食に呼ばれるということは、企業側はかなり興味を持たれています。そのため、
面談の前にめちゃくちゃアピールしてきます。
また、企業側は食事に誘った学生に対して、面談の希望を出していると思うので、さらに面談も行うことになるでしょう。その企業について深く知ることができます。
複数企業からお誘いがあることもありますし、誘いがないこともあります。そのとき次第ですので、誘いがあったらよっぽど興味のない企業でなければ誘いに乗るといいでしょう。
5.企業との面談
全部で8タームあるのですが、全てが埋まるとは限りません。企業数や側の担当者数、学生の「魅力」によって変わってきます。そのため、最後のタームまで待つことなく、全ての面談が終わることがあります。その場合は、終わった時点で帰ることになります。(知り合いを待つことやメンターと話すことなどは可能)
後のタームまで残っている学生ほど、企業にとって「魅力的」な学生であると言えるでしょう。
昼食休憩後に閲覧できるようになる自分のスケジュールにドッキドキです。
そして、自身のスケジュールを確認後、8タームにおよぶ面談の開始です。
面談の流れですが、 事前作成した自己紹介スライドの発表を行った後は自由です。
聞きたいことは聞けますし、容赦無く企業側からも質問が飛んできます。その中でお互いの吟味を行うことになります。
かなり対等な立場の状態での面談だと個人的に思います。
また、空きタームができてしまっても油断はできません。
こんな感じで周りには他学生や企業の担当者がいます。自分の態度は周りに見られています。
密ですなんて言葉が飛んできそうですが、2019年の話ですので関係ないです。
空きタームができたとしても、のんびり休んではいられません。
全ターム終了後
自分の面談が全て終わって、アンケートに回答すると終了になります。終わった人から解散になるので、帰る時間は人によりばらつきが出ます。先ほども述べたように、「魅力的」な学生ほど後半まで残っていることになります。
僕の場合は、参加した2回とも知り合いがいたので、彼らとお互いの成果や近況報告、今後の展望を話したりしていました。なんだかんだ知り合いがいたのはありがたかったですね。
後日、面談をした各企業からフィードバックが届きます。コメントなども記載されているので参考にしてみてください。
感想
めちゃくちゃ疲れました
寿命ちょっと削りましたね
でも学びもあり、出会いもあり、楽しかったです
自分の興味のない企業と面談するのは苦痛という人もいますが、それぞれの企業の価値観を知れるということで僕自身はそれはそれで楽しんでましたね。
その後
その後なんですが、昼食に誘っていただいた企業からインターンのお誘いがありました。しかし、住んでいる地域の関係上、すぐにはインターンに参加できない状況でしたので、「タイミングが合えば」ということに話はまとまりました。
それ以降は、東京を訪れた際には事前にアポ取って立ち寄ったりしてました。このように、企業との関係を継続させることは可能です。そのままインターンに参加する人もいたようです。
結局、内定をいただいた企業は全く関係のない企業にはなりましたが、ああして様々な価値観を持つ多くの社会人の方々と話をできた経験は良いものだったと思います。
今はどうなっているか
2020年4月時点にお聞きした際は、オンラインで対応しているとのことでした。意外とオンラインでもできそうだなとは個人的に思います。
まとめ
どういったものか、少しでも分かっていただけたのなら幸いです。今の就職活動はどんどん多様化しています。ぜひ活用して自分自身のキャリア形成に役立ててほしいです。
あと、ちょいちょい出てきた知り合いの1人は以前も記事にしてるので、よければこちらも読んでください。この記事で身バレしないよな...。それでは。
【就活後の独り言】インターンのグループの人たちは元気にしているだろうか
こんばんは、つじもとです。21卒の内定率が複数媒体で公開されているのを見ると、また1ヶ月経ったのかと思ってしまいます。今回は、2年生のときに参加した際のインターンの話の補足をしようと思います。ちなみに何のためにもならないようなことです。好き勝手なこと書いてますので、ご了承ください。
どんな企業でインターンを
今回の話の舞台は以前も記事にしたとあるメーカー系SIerのインターンです。インターンの内容は以下の記事を読んでいただけるとありがたいです。
satoru-tsujimoto.hatenablog.com
インターンの内容には触れてはいますが、メンバーの話などはしていないので、ちょっとここで書こうと思います。
グループメンバーの経歴
当時の僕は2年生でしたが、他のメンバーは全員3年生でした。まあ、2年生がいるのが異常なんですけどね(笑)
僕を含め、全員が理系のだったと思います。当然男のみです。大学については詳しくは覚えていませんでしたが、中堅以上の私立大学・国立大学の方々だったと思います。ちなみに、全員住んでる地域が違いました。北は東北、南は九州といった感じでした。
グループメンバーの雰囲気
当時、意識他界系(誤字じゃないです)だった僕は、学年が上の人しかいないこの状況で、リーダーに立候補しました。愚か者ですね。
そんな僕の立候補を快く受け入れくれました。
いい人たちだったと思います。けど、自分も逆の立場でも同じことをするかもしれないですね。たとえ足りないところがあっても、こっちでカバーしてやろうってぐらいの気持ちでいると思います。
それぞれが思慮深く、積極性は少し欠けますが、穏やかな人たちだったと思います。
インターン中のグループの様子
これは上の記事でも書いてますが、最初は余裕がありましたが、後半になると時間との戦いとなっていました。
後半になると僕はリーダーとしての役割を果たせていなかったと思います。
自分の担当作業が思うように進まず、他の進捗の確認や指示などができていなかったと思います。そんな中、彼らは自分たちで動いてくれていました。おかげで、なんとか締め切りまでに完成できました。
インターン終了後
インターン終了後はグループのメンバーで飲みに行きました。
それぞれの今後の話や勉強している内容の話、くだらない話など、色々な話をしました。
その後、野郎だけで写真を撮りました。この前写真フォルダから見つけましたが、懐かしいと思いましたね。それを振り返ってる暇も余裕もなかったですから。
その後
インターン終了後から少しは連絡を取ることはありましたが、結局あれからまた会うようなことはなかったですね。せっかく先輩たちと関わりができたのに、なぜ連絡を途切れさせたのかと思う人もいるかもしれません。
僕が連絡しなかったのは、志望職種に変化があり、そのための経験・自己研鑽に時間を充てていたためです。
大学生らしいこととかあまりせず、色々なものを捨てて今に至るわけです。
彼らの今は
そのまま留年せずに過ごしているならば、彼らは社会人1年目か大学院1年生となっています。すでに就職しているのなら、今後の就職活動の影響を受けることはないです。
しかし、もし大学院1年ならば22卒となるわけなので、「売り手市場」から大きく変化した現在の状況の中、就職活動をすることになります。
理系は文系に比べて影響は少ないですが、それでも内定率に影響は出ています。
当然、内定をいただいたからといって、油断するわけにもいかず、僕自身も今後のことを見据えて自己研鑽しなければなりません。ただ、それでも自分と関わりのあった人のその後が気になってしまいますね。
あれから2年
もうあれから2年が経ってしまいました。少し余裕ができ、ふと過去のことを振り返ってしまうことが増えたこともあり、こんなのを書きました。
もうほとんど他人なんですけどね...
今後も就活関連のことを書いたり、書かなかったりすると思います。気軽に楽しんでいただけたらと思います。それでは。
【違いは知ってる?】内定と内々定って何が違うのか
こんばんは、つじもとです。もうすぐ10月となり、内々定をいただいている人は晴れて内定をいただくことになるでしょう。ところで、
内定と内々定
の違いについてはちゃんと理解していますか? 今回は簡単にですが、説明したいと思います。
内定とは
内定とは、企業から採用通知・内定通知などの書類を受け取り、企業に入社承諾書を提出することによって、入社意思を相互に意思確認をし、労働契約が成立した状態のことを言います。
経団連による「採用選考に関する指針」では「正式な内定日は、卒業・修了年度の10月1日以降とする」とされているので、多くの企業は10月に内定式を行います。その際に受け取る採用通知・内定通知には、いつから働き始めるかといった条件や、内定を取り消す場合の取消理由などが書かれており、学生がその内容をふまえて入社を承諾するという一連の手続きをもって内定となります。
ただ、「採用選考に関する指針」についてですが、2021年3月以降に卒業・修了予定の学生の就職・採用活動からは「採用選考に関する指針」を策定しない方針が示されたので、この指針はないのですが、何かしらのルールは必要ということから以下の日程の遵守を要請しています。
- 広報活動開始 :卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日 :卒業・修了年度の 10 月1日以降
あくまで要請ですし、経団連に所属していない企業には関係のない話ですので、10月より前にこれらの手続きを行った場合は内定になります。10月になれば内定になるというものではありません。
内々定とは
内々定とは、上で述べた内定を出す約束のことを指します。そのため、書類でのやりとりをすることはあまりありません。電話やメールなどで知らされるというだけになります。
大きな違いは?
この二つの違いですが、労働契約が成立しているかどうかにあります。内定であれば、労働契約が成立していますが、内々定は労働契約が成立していません。
そのため、法的拘束力が生じないため、企業も学生も自由に内々定を取り消すことができます。
内々定でも安心できないじゃん...
と思う人もいると思いますが、正当な理由のない一方的な取り消しは企業のイメージを損なうことになるので、「内々定だから」といって企業が簡単に取り消すことはないです。
また、内々定取り消しについては判例が存在し、その際は企業側が負けています。しかし、ここでも「内々定では労働契約は成立しない」と判断されています。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
あまり有名な話じゃないと思います。これがもし大企業でしたら、大々的にニュースなどで取り扱われていたと思います。
このように、内々定であっても取り消される可能性が低い、ほとんどないことから内々定を内定のように扱うことがあります。
内定辞退はどうなのか
しかし、内定を承諾し、労働契約が成立していると、学生側にも法的拘束力が発生します。では、内定辞退は何の問題もないのかと疑問に思う人もいるかもしれません。これは民法により、労働者側から2週間前に申し出れば解約できると定められています。
そのため、内定を複数持つことも法律上の問題はありません。複数持つのはある意味就活生の権利ですので、有効に活用しましょう。しかし、内定を断る場合、社会人としてのマナーを守るようにしてください。
内定率は?
よくニュースや就活サイトに載っている内定率についてですが、これは基本的には「内々定 + 内定」者数で計算しています。これについては、それぞれ定義が異なる場合がありますが、大体こうです。
例えば、先日紹介したマイナビの「2021年卒 大学生 活動実態調査(8月)」内では、内々定率という言葉が使われていました。経団連に所属している企業は10月以降でないと内定を出せないため、内々定率という言葉が一番分かりやすいのかなと個人的に思います。
また、リクルートキャリアの場合、
「内定率」は内定・内々定を含む。政府の要請における正式な内定日は10月1日以降である
と明記されています。そのため、内定率は「内々定 + 内定」者数を用いて計算されていると考えて問題ないです。
内定取り消し
採用通知や内定通知に記載されることがほとんどですが、企業側が一定の条件下で内定(労働契約)を取り消すことを明示しています。条件はこういうもの一般的です。
- 内定者が単位取得不足などで学校を卒業できなかった場合
- 内定者が病気やケガなどの健康上の理由により働けない状態になった場合
- 内定者に犯罪行為があった場合
- 企業の業績悪化など経営上やむを得ない場合
企業によっては、個別に追加されている場合もあります。楽○の「入社までにTOEIC800点以上ない場合は内定取り消し」も採用通知や内定通知に記載されているならば問題ないことになります。
一番多いものは大学の卒業単位が足りず、卒業できないというケースが多いので、注意しましょう。また、リーマンショックや新型コロナウイルスによる業績悪化もやむを得ない場合となります。
終わりに
内々定と内定の違いは分かったでしょうか。どちらにせよ、内定・内々定をいただいたからといって、油断せずに自己研鑽を続けていって欲しいと思います。それでは。
【就活失敗談】パソコンの誤作動で回答が消えた男の話
こんばんは、つじもとです。今回は、パソコンを誤作動させてしまって、選考を落ちた話をします。
便利なあいつ
最近のノートパソコンにはついている思います。そう、トラックパッド。今回の諸悪の根元はこれになります。
ウィンドウを変えたり、ブラウザで前の画面に戻ったり(ブラウザバック)するのに使ったり、何かと便利ですね。
コーディングテスト中にそれは起きた
事件が起きたのは、3年生でインターン選考の応募を始めた頃でした。まだコーディングテストに慣れておらず、プログラムをそのまま指定サイトの記述欄に書いていました。簡単に言うと、
バックアップを取らずにプログラムを書いていました。
コーディングテストは大問が2〜3個のテストになりますので、サイトのページをまたぐのは問題が解き終わった時ぐらいになります。そこで起こってしまったんです。
左手がトラックパッドを撫でてしまって、ブラウザバックしてしまいました!
パッ...
・・・あれ?
目の前にはサイトのロード画面、急いで元のページに戻るも時すでに遅し。
制限時間は半分以上経過しているのに、コードは全消失していました...
終わった・・・
結局、この問題のテスト通過率は低く、モチベーションも下がったまま、他の問題を解き、落ちました。
プログラムのバックアップはしておけ
今回の失敗を防ぐ方法は簡単です。
プログラムのバックアップを自身のパソコンに随時残しておけばいいだけの話です。
時間も少ないですし、焦る気持ちからバックアップを残さず、プログラムを書いてしまうのはよくわかりますが、どんなトラブルに遭遇するか分かりません。
自身の実力を出しきてるようにすることも含めて実力だと思うので、トラブルにも対応できるようにしておいてください。
おまけ
途中で出てきた動画は簡単にですが、再現動画になります。パッと消えてしまうのでご注意ください。